パロディ系の洋ピン(海外のポルノ)というものは昔から枚挙にいとまがありませんで、古くは「パイパニック」「ハメナプトラ-黄金のフェラミッド-」など、誰もが知る名作が世を震撼させてきました。
こうしたパロディタイトルは、和洋問わずに今もポツポツと発売されているんですが、ジャンルがジャンルなので、なかなか専門でやってるレーベルというのは無いようです。
この手の作品を目にする時、よく販売元でエプコット(EPCOTT)さんという社名を見かけるのですが、どうやら今はオフィシャルサイトでも展開を行っていないようですね。
私が知るところでは、コンマビジョン(COMMA vision)さんの「BOOB CITY」というレーベルが結構ハイテンポでエロパロ系AVを発表してくれるので、ちょくちょく公式サイトを覗かせてもらってます。
勢いで買うにはちょっとお小遣いが足りず、実はまだ1本しか観たことないんですが、ハイセンスなタイトル目白押しなんで、ちょっと紹介させてください。
フェラキュラ 吸血族の淫祭!
元ネタ:ドラキュラ
フェラキュラ 吸血族の淫祭!
Source of photo: COMMA vision
品番とレーベル自体の立ち上げから察するに、この作品がBOOB CITYレーベルの1作目になるんでしょうか。
1作目からの筋金入りだったということですね。
ヌキータ / 欲情のライセンス
元ネタ:ニキータ
ヌキータ / 欲情のライセンス
Source of photo: COMMA vision
私が唯一観たことのあるタイトル。
原作ニキータの雰囲気を一切感じなかったのは、おそらく観た私側に問題があるんでしょう。
説明文に「マトリックスばりのCGを駆使した映像にも要注目!」とありますが…あれ、そこだけ寝ちゃって見逃したかな、おかしいな。
25-Nurenty Five(ヌレンティ・ファイブ) シーズン XXX
元ネタ:24 -TWENTY FOUR-
25-Nurenty Five(ヌレンティ・ファイブ) シーズン XXX
Source of photo: COMMA vision
まさか「Twenty」の方をいじってくるとは。
苦心が見え隠れする作品です。
ミッション・イン・ポッシャブル / おっぱい大作戦
元ネタ:ミッション・インポッシブル
ミッション・イン・ポッシャブル / おっぱい大作戦
Source of photo: COMMA vision
「セックス解放のため、自慢のおっぱいを武器にテロリストたちを駆逐していく」らしいです。
オマター
元ネタ:アバター
オマター
Source of photo: COMMA vision
何がスゴイって、発売は2010年ですが制作が1996年というところ。
全身を青く塗った女性が出ている14年前の作品を、流行映画タイトルをもじって売り出すというその豪腕ぶりがスゴイ。
エロム街の悪夢
元ネタ:エルム街の悪夢
エロム街の悪夢
Source of photo: COMMA vision
ジャケットにシレッと書いてある「もっと腰をフレディ」の一文に鼻汁が飛び出そうになります。
「戦慄の前立腺」など、ところどころに見逃せないキャッチが潜んでいて飽きません。
しかも背景のフレディの爪がバイブになってる!
セックス・アンタ・ト・シテェ
元ネタ:セックス・アンド・ザ・シティ
セックス・アンタ・ト・シテェ
Source of photo: COMMA vision
超名作。いやタイトルの話ですが。
オヤジギャクなんていう括りには到底収めることのできないその発想、ただただ脱帽するばかりです。
速攻ヤロー Bチーク
元ネタ:特攻野郎Aチーム
速攻ヤロー Bチーク
Source of photo: COMMA vision
劇場版の「一人でも最強、チームなら無敵。」のキャッチコピーは、「オナニーでも最強。乱交なら無敵。」に。
きっと深く考えてはいけないんでしょう。考えるな、感じろ。
ドバットマン
元ネタ:バットマン
ドバットマン
Source of photo: COMMA vision
ダークナイトの名コピー「覚悟せよ、ド肝を抜かれる」にあやかっての「覚悟せよ、アソコを抜かれる」のコピーに、なんともザワザワさせられます。
「全く新たなチン撃と白濁液が、空から舞い降りる!!」って、イヤなもん舞い降りてくるな。
ロビン・フットい
元ネタ:ロビン・フット
ロビン・フットい
Source of photo: COMMA vision
個人的に一番衝撃を受けたパッケージです。
「い」がカタカナだったら、ベースラインを揃えていたら、このクオリティにはならないところで、まさに珠玉のタイトル。
「彼は闘いのカリスマ。その生き様は伝説。」
↓
「彼はベッド上のカリスマ。そのイキ様は伝説。」
ロビン・フットの方のイキ様なんですねw
その伝説のイキ様ってのを一度見てみたい。
ちなみにこの作品、TSUTAYAに置いてあるのを見たことがあります。
それにしても、2011年上半期の作品は、
「セックス・アンタ・ト・シテェ」
「速攻ヤロー Bチーク」
「ロビン・フットい」
など、完全にゾーンに入ってるかのような名作揃いです。
UFC-アルティメット・ファック・チャンピオンシップ/性技世界一決定戦
元ネタ:UFC
UFC-アルティメット・ファック・チャンピオンシップ/性技世界一決定戦
Source of photo: COMMA vision
基本的にネーミングは海外制作時と変わらないんでしょうが、ロゴがほぼそのまんまの様子。なかなか堂々としたもんです。
構えるな、そしてこっち見んな。
スマター・トレック/ネクスト・ジェネレーション
元ネタ:スタートレック
スマター・トレック/ネクスト・ジェネレーション
Source of photo: COMMA vision
「戦え!未知なる乳と自らのエクスタシーのために」
・・・。
ちなみに、無印のスマター・トレックもあるようです。
シャブル・オー・セブン/慰めの奉仕
元ネタ:007 ダブル・オー・セブン
シャブル・オー・セブン 慰めの奉仕
Source of photo: COMMA vision
「傷ついた股間が、共鳴する。」
せつない。
思いのほか数が増えてしまったので、まさかの後半戦へと続きます!