パケつくを作ろうと思ったきっかけ

「オリジナルデザインのアダルトビデオパッケージを作成できる」という、我ながらゲスいコンセプトだと自負するパケつくですが、今回はそのパケつくを制作しようと思ったきっかけについて、ちょっと書いてみたいと思います。

みうらじゅんさんのエロスクラップ

パケつく制作のきっかけを語るにあたり、みうらじゅんさんが作成しているという「エロスクラップ」に触れないわけにはいきません。

みうらじゅんさん

Source of photo: WEB多事争論

エロスクラップとは、雑誌や広告などで見かける女性の写真から、自身がエロスに通づると感じる写真を切り取り、オリジナルレイアウトで編集したものらしいです(たぶん)。

単純に写真の収集だけを目的としたものではなく、単体それぞれで物語が完結している写真を組み合わせることにより、新たな物語を創出することが醍醐味のようです。

例えば、

和服美女の色っぽい写真と、ボンテージのSM嬢の写真を隣同士でスクラップする

などだそうで、どう言葉にすればいいのかわかりませんが、おそらく収集癖プラス「妄想ブースターの創出・設置作業」のようなものなのだろうと思います。

保存、空目、そして妄想へ

そんなエロスクラップですが、私自身も、今考えると似たような狙いだったのだろうなぁ、という行動をしていた過去がありました。

私の場合は、新聞の折込広告などで、稀に女性のレオタード姿など露出度の高い写真が掲載されているものがあったりすると、そのチラシを大事に取っておいて、テレビ番組でアイドルが登場した時にテレビの画面とチラシをひたすら交互に視線を移し、脳内にレオタード姿のアイドルを召喚するというものでした。

女体免疫ゼロの皮かむり小学生にとって、女性の肌露出が大きいチラシだけが、唯一身近で入手できる材料だったんですね。

で、そのうち「片方の材料を文字にしてみてはどうだろう」と思い、辞書で「裸」「性交」「金玉」などの項目を引いては、その文字を見ながらテレビを眺めたりしたものです。

辞書なら家族にも怪しまれませんし、当時は「自分は天才ではなかろうか」などと思っていました。

まあ、明らかに挙動不審ですし、きっとバレるまでいかなくとも察しはついていただろうと思いますが。

と、そんなこんなで、いろいろ試しているうちに、立派に歪んだ大人になることができました。本当にありがとうございました。

人は優しくなれる

ということで、

・普通の写真とエロい写真を組み合わせて1枚の写真にすると、色々と捗る

・普通の写真と卑猥な文字を組み合わせて1枚の写真にすると、色々と捗る

私がパケつくというサービスの開発に着手したのは、そんな原体験が大きいのだろうなぁと思った次第です。

まあそうは言いましても、合成時の注意事項にもあるように、肖像権やら何権やらと法律を犯すような使い方はくれぐれもしないようお願いします。

せいぜい自画撮り写真にマッチョなアニキの写真をのっける程度の、自己責任の範囲内で節度を持った楽しみ方をしていただけましたら幸甚です。

今後ともどうぞひとつよろしくお願い申し上げます。

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